Microtherm nv

マイクロサーム製品の特長

マイクロサームは微細な多孔構造の断熱材で、断熱性能が最大限になるように設計されております。固体による熱伝導、気体による熱伝導、赤外線の透過による熱伝導を最小にすることにより、静止空気の熱伝導率をも下回る性能を有します。また空気分子のミーンフリーパス(平均自由工程)よりも小さい極限的なセル構造であるため、気体の対流も起こしません。

固体による熱伝導は、次の3つの理由により、熱伝導度を最小限化します。

  • 体積当りの空隙率が90%と非常に高く、かつセル構造が小さいため気体の対流が起こりません。
  • マイクロサームを構成するナノサイズの粒子は、粒子同士の接触面積が非常に小さく、固体の熱伝導度を小さくします。(伝導する熱の量は、伝導経路の接触面積に正比例します)
  • ナノサイズの粒子による構造体のため、伝熱経路は非常に入り組んでおり、また長くなります。このため、固体伝導による熱の流動率が低下します。(伝導する熱の量は。伝導経路の長さに反比例します)
気体による熱伝導は、微細多孔構造による効果にて大幅に低下します。これは、マイクロサームは多孔構造の断熱材の独特な性質であり、この特性により、熱伝導度が従来の断熱材と比べて低くなります。

微細多孔構造は、熱伝導をもたらす空気分子間の衝突を制限します。これはセル構造の大きさが空気分子の平均自由工程よりも小さくなるためです。(大気圧下で約100nm)このような状況下では、空気分子の衝突のほとんどがセルの壁で起こり、空気分子による熱の移動が制限されるからです。よって、Microthermの熱伝導度は、実際に静止空気の熱伝導度よりも低くなるのです。

船舶分野では、アルミおよびスチール製船舶の甲板および隔壁に対するA60耐久性について、ビューローべりタス社から認証を受けたマイクロサーム耐火断熱システムが、EUとUSCGのいずれの要件もクリアしております。       マイクロサーム「エアギャップ」保護システムは、現在販売されている製品では最軽量のシステムです。                    またマイクロサーム耐火断熱システムは、ラミネートおよびサンドイッチ構造GRP木鉄構造船の60分の完全な耐火断熱について、Maritime and Coastguard Agency(海事事務局)から認可されております。                    マイクロサームは、現在販売されているシステムでは最も薄い製品です。

赤外線の透過は、高温時の熱移動の重要なファクターとなります。マイクロサームは、赤外線放射に対してほぼ完全に不透明になるように設計されています。これは、熱伝導が温度上昇ではわずかしか上がらないため、ご使用温度が高温になればなるほど、従来の断熱材よりも優れた性能を顕著に発揮いたします。

航空機関連の断熱材設計者も、乗客、乗員の保護に最軽量のマイクロサーム耐火断熱システムを採用しています。